御案内も戴いたので、馬頭観音の春の大祭に行って来ました。
馬頭観音のことについては、
http://mogami-portal.net/?spot=富山馬頭観音
http://www.mogami33.com/guide/no31.html
でも参照することが出来ますので、今回は割愛します。
鬼首(宮城県大崎市鳴子温泉字鬼首)から鬼首神楽も来るというので、これはもう。
(ウチのお客さん方も数名出演)
門をくぐると同時に神楽の音楽が聞こえて来ました。
鬼首神楽の歴史は古く奥州藤原氏が隆盛を誇った時代より、岩手県から栗原市を経て鬼首に伝わったと言うお話しもあり、豊作を願い病気をはらう儀式として舞われて来ました。
大正14年に鬼首神楽保存会が結成されたそうで、90年も地域の方々に守られて来ました。演目の岩戸入りは通して演じると12名必要とのことでしたが、現在は高齢化が進み保存会のメンバーが減少し、演じることも難しくなっているそうです。
しかし、鬼首小学校のブログを見ると、生活科や総合的な学習にで学んだことを発表する「生活科・総合発表会」で5・6年生の子供たちが演じたりと、歴史を繋ぐ活動もあるようです。将来保存会のメンバーが増えて行くことを心から願っています。
鬼首には他に伝統の太鼓もあり、鬼首心鼓会が伝え活動しています。
季節は5月。緑も駆け足で随分濃くなって来ました。
馬頭観音には樹齢五百数十年というトチノキがあります。パワースポット。
元気をもらえます。
帰りに東善院の御住職に御挨拶して帰ろうとしたところ、呼び止められてお昼を御馳走になりました。ありがとうございました。
少ししたところで、片付けを終えた鬼首神楽保存会の方々も。
運転手でない方々に御神酒をお注ぎし、ご挨拶をし帰って来ました。
宮城県の鬼首から山形県の最上町富沢までお出で頂き神楽を披露する。
このような交流は、とても大切なことだと思います。
人との繋がりこそが、人口が少なくなった地域のひとつの財産ではないでしょうか。
ひとは動くことによって流れが変ります。点から面へ、そして立体へ。
理屈ではわかっていてもなかなか実践出来ないこともあろうかと思いますが、出来る事から、そしてその時々出来る人が輪を広げて行ければ楽しいですね。
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