最上赤 焼肉秘伝。
これには少しだけ物語があります。
以下、赤倉小学校の Facebook より
24年度3・4年生が、赤倉学習(総合的な学習の時間)の中で「赤倉の特産品PR大作戦!」というテーマで、最上赤にんにく、やまがた地鶏、アスパラ麺の3グループで学習を行いました。
24年9月1日に、瀬見温泉で行われた最上赤にんにくのイベントにて赤にんにくグループは、学習の成果を発表する機会をいただき、そのお礼として赤にんにくの料理をいただきました。
時間の関係などで、その時いただいた料理は、赤倉温泉観光協会、瀬見温泉観光協会の考案した料理だけで、鶴岡市「アルケッチャーノ」奥田政行シェフの料理を食べることが出来ませんでした。
そのことをあとでお聞きになった奥田シェフは、是非、今後赤倉小学校に出向いて、自分の料理を味わってもらいたいというお話しがありました。
25年度に入り、奥田シェフとのタイミングを探ってきたところ、6月22日に最上町に来られるということで、赤倉小学校にも来校いただきました。
前年度の3・4年生は4・5年生になっている。赤倉学習において、5・6年生は,地域に笑顔を届けたいということで、えがお放送局に取り組んでいる。
その番組の一つとして「フェイメスゲストコーナー」があり、その学習の一環として、奥田シェフの、職業観、食材、山形、赤にんにくに対する思いなどについて話を聞くことができた。子どもたちは,大変感激しながら話を聞き、たくさんの質問をすることができた。そして一人一人に、個々にあったサインまでいただきました。
そこで、子どもたちから、「是非,今日の話を聞くことができなかった友達にも話を聞かせてあげたいし、奥田シェフのお料理も実際に食べてみたいので、もう一度来校していただけないでしょうか。」
という話しに対して、奥田シェフからは「是非、もう一度、赤倉小学校に来たい。わたしは、最上赤にんにくを使った焼き肉のたれを赤倉小学校の子どもたちとコラボしたいと思っている。この次に来校するまで、一人一人が、焼き肉のたれを試作していてください。それをわたしが味見して、コンテストをして、私と赤倉小学校の子どもたちが合作した焼き肉のたれを作りましょう。」との話をいただいた。
24年7月16日、生産者の高木厚さんのご厚意で、全校児童で赤にんにくを掘らせていただき、みんなが2株いただくことができた。1株は自宅に持ち帰り、1株は学校で乾燥させた。
夏休み中3年から6年の子どもたちは、最上赤にんにくを活用した焼き肉のたれつくりをし、今回試制作したものを持参している。(自分で掘った赤にんにくを使用している)
そして、「焼き肉の日」25年8月29日「ようこそ奥田シェフ最上赤にんにくの集い」in赤倉小学校を開催した。この日までに、3年生以上の児童21名がそれぞれ考案した焼肉のたれ21種類を持ち寄った。それを奥田シェフがひとつひとつ味見し、どんな料理にあうかなど、詳細なアドバイスをいただいた。また奥田シェフ、最上町長らと児童自ら「最上牛」にあう焼肉のたれはどれかを審査し、5年男子児童が作ってきた「焼肉のたれ」選択しグランプリとした。奥田シェフからは、赤にんにく、赤倉地区の特産品のPR(児童の当初の目的である)のためにもと、商品化のアドバイスをいただいた。
赤倉ファーム、三和食品などの協力を得て、この度、実際に「最上赤 焼肉秘伝」という名称で焼肉のたれが商品化されることになりお祝いとして、赤倉小学校児童、あかくら幼稚園児、地域の方々、関係者とともに、試食会を開くこととなった。
アルケッチャーの奥田シェフ・赤倉小学校の子供達・赤にんにく生産者の高木さん、そしてたくさんの皆さんの御協力と努力によって出来た生産物は、スゴイ意味があると思います。
さっそく、味わってみたいですね。
赤倉温泉内の早川商店さんで扱っています。
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