2014年3月5日水曜日

赤倉温泉 雛の道 2

湯澤屋さんのお雛様。
歴史を感じるお雛様ですが、いつの時代のものかは わからないそうです。

お社の中に入っております。

全 体
吊るし雛も見事です。               お社の中のお雛様、アップ。    

                立派な「たくわえ(髭)」を持っています。
 お内裏様とお雛様の位置関係。
京雛の並び(参考資料)
『京雛』と『関東雛』では位置が逆になります。
お内裏様は宮中での天皇の並びを模したものなので、日本古来の「右が上位」とする考え方(天皇が北を背に南に向って立った時に、日の出の方角=右が上座、日没の方角=左が下座とする。)から、向かってお内裏様が右側、お雛様は左側でした。(参考資料→)
(舞台の上手、下手も同じ考え方なのでしょうか?)
ところが明治の文明開化で日本も西洋式に習い、大正天皇が即位式で左に立ったことから、以降はそれが皇室の伝統となり現在に至っているのだそうです。
『京雛』は伝統を重んじ古式にのっとっていますが、『関東雛』は現在の「結婚披露宴の雛壇」と同じ並びです。


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