2014年5月26日月曜日

御開帳

近年、神社仏閣の行事が多い。
昨年は、伊勢神宮で第62回紙記念遷宮、出雲大社では平成の大遷宮があり、我が山形県でも「山寺 立石寺根本中堂 御本尊薬師如来の50年に一度の御開帳」がありました。

今年は寒河江の慈恩寺で、6月1日より今世紀初の本尊を含めた秘仏の御開帳だとか。

そして最上町では、最上三十三観音の三霊場で、午年御開帳を行っている。
期間は5月1日〜9月30日まで。


赤倉に近いのは、馬頭観音こと『第三十一番 富沢観音(東善院光清寺)
東北三大馬頭観音でもあり、遠くから参拝に来られる方も多い。
以前、上山に競馬場があったときも、馬達の安全・勝運を願って来られる方も。
文化財も数多くあり、ひとつのパワースポットにもなっているのではないでしょうか。


解説書によると(山形県:歴史・観光・見所(ホーム)>最上町・観光>:参照)

東善院(富山馬頭観音)の創建は貞観5年(863)に慈覚大師が開山したと伝わる最上三十三観音第三十一番札所です。
慈覚大師はこの地が産馬に適していて、それを生業にしている人が多い事から、馬頭観世音菩薩を自ら彫り込んで安置したと言います。 その後は歴代領主から崇敬され天正8年には小国日向守が祈祷料を奉納し、元和8年(1623)に最上家がお家騒動の為改易になると、新たに領主となった戸沢氏も東善院(富山馬頭観音)を武運長久、厩繁盛と信仰します。戸沢氏は社領12石を安堵し、藩主が変わる毎に参拝に訪れ、寛政9年(1797)には観音堂を再建し現地に遷座しています。
現在では東北三大馬頭観音とも呼ばれ県内外から多くの参詣者が訪れ観音堂内壁には4面びっしりと絵馬が掲げられています。

と、ありました。
まだまだ馬頭観音の魅力は語り尽くせないのですが、また投稿して行きます。
        to be continued.

2014年5月24日土曜日

逃走中

夕方、赤倉の町中を走る子ども達。
はぁーはぁー、言いながら、時より悲鳴のような声があがる。
追いかけて、追いかけられている。


何事かと言うと、『逃走中』
数年前から子ども達の中で流行っている遊びである。
ここんところ、随分御無沙汰だと思っていたら、今年初めて。

「4時半丸米前集合ねー」と子ども達の声。
決して鬼ごっこではない(笑)
某テレビ局の番組でやっている事を、赤倉の町いっぱい使ってやるのである。
ハンターは大変! 
 息を切らして追いかける。
逃げる方も大変! 
 顔が真っ赤
男女低学年から高学年まで、みんなで参加。20人くらいは居たと思います。
今は遊びも変わり、ゲームばかりやってる子ども達も多いと思いますが、こんな事も出来る環境、良いまちです。良い子ども達です。



2014年5月18日日曜日

西村京太郎ワールド

最上町が題材となっている本。
『生死の分水嶺・陸羽東線』作者は西村京太郎さん。
以前、友人のKさんが Facebook で紹介しておりました。
Amazon で検索したところ、

内容紹介:日本海と太平洋へ、川の流れが分れる山間の分水嶺。その傍らで死んだ女の隠された過去。十津川警部が謎を追う長編トラベルミステリー日本海と太平洋へ、川の流れが分れる山間の分水嶺。その傍らで死んだ女の隠された過去。十津川警部が謎を追う長編トラベルミステリー

内容:陸羽東線の無人駅・堺田。その駅前で、日本海と太平洋へ川の流れが分かれていく。分水嶺を目の当たりにするこの地で、若い女の死体が発見された。事件直前、女は自身の過去を辿るように、鳴子温泉を訪ね歩いていた。さらに女の同僚にも魔の手が。彼女たちの過去に何が?十津川警部が突き止めた、悲しい運命の分岐点とは?

で、カスタマーレビューを見ると。
☆☆☆どこに陸羽東線がでてくるの?』
題名と表紙、それと「堺田の分水嶺」につられて買ってしまいました。かつてSL撮影で頻繁に行った陸羽東線なので、懐かしさから読んでみましたが、出てこないじゃん、ほとんど。陸羽東線といっても、駅も列車もストーリーには全く絡まず。内容と表紙の写真は全く関係ないですね。だまされた感じです。まぁ、それを抜きにして、純粋にお話としては、可もなく不可もなく。十津川警部ものとしても平凡作?
とありました。

むむむ、試案。

そういえば、以前内田康夫さんの浅見光彦シリーズで『鬼首殺人事件』を読んだ時、商いによく行く場所だと言う事で題名だけで買いましたが、チラッとしか出てこなかった。
ほとんど、秋田県の物語。 でも、題名を抜けば秋の宮の稲住温泉が出て来たり、院内銀山が出て来たり面白かった . . . . . . . と思った。

だれか、『もがみ赤倉温泉物語』書かないかなー



2014年5月16日金曜日

そう言えば !?

5月ももう半ば過ぎ。山の色もすっかり変って来ました。
赤倉では、八重桜や芝ざくらが見頃です。
さつきやツツジもチラホラ。
東京からすれば1ヶ月も遅れているでしょうか?

5月1日に桜を撮った写真を投稿しようとして、忘れてしまいました。
時期を逃したと言うか . . . . . 
で、載せます。




桜の花に、解説はいりません。
ただ、ただ、良いもんだ。

2014年5月15日木曜日

春祭り

11日(日)は恒例の 赤倉温泉春祭り 
5時半から先導車の準備。 屋台とスピーカーの取付け作業。
8時、薬師神社に再集合して長い1日の始まりです。

8時から薬師神社の中で町内会の主立った方々で修祓式を行い、町内の安全を祈ります。
神社は小高いところにあるので、急階段から本神輿を降ろします。
結構、大変。 若い衆(?)が頑張りました。


本神輿、 幼稚園の神輿、小学校の俵神輿、3台並んだところ。
薬師神社下の子育て地蔵に向かい、小学生のみんなも御祈祷致しました。


 赤倉のまちを、『家内安全! 商売繁盛! わっしょい! わっしょい!』の掛け声で一軒一軒まわります。 
先頭を最上中学校の吹奏楽部が演奏しながら歩き、以下、町内会の役員、先導車、本神輿、あかくら幼稚園児の神輿、赤倉小学校の俵神輿の隊列の順です。 賑やか!


 途中、何ケ所かで休憩。  飲み物やおでん、お菓子を戴く。 美味しい!
大人は御神酒と泡の出るもので、多少クルクル。


 結構、長い隊列です。 本神輿は最上中の男子と町内の若手、地域おこし協力隊の皆さんが担ぎました。 この日はあったかいを通り越し、暑かった! 人も熱い!




途中の休憩所でも、何度か吹奏楽部による演奏があり、さらに花を添えます。

昼休み、赤倉小学校で昼食を戴きます。
お赤飯、汁物、うまかったー、生き返る。

今や恒例となった吹奏楽部の生演奏による町内会長の歌。
みんな聞き惚れます(笑)


赤倉中を回るので、こんなものもあらためて発見します。
庚申塚
町外れにありました。




2014年5月9日金曜日

もうすぐ春祭り

薬師神社
11日の日曜日は 赤倉温泉春祭り 

赤倉温泉の春まつりは、家内安全・商売繁盛・五穀豊穣を願い、町民みんなが参加して、5月の第2日曜日に行われております。 以前は5月8日に行われていましたが年々生活環境等の変化から、参加したくとも出来ない人達が出て来ました。  神事ではありますが、平成18年より日にちを変更して行う事になりました。

赤倉温泉の象徴でもある薬師神社より出発して町内を練り歩きます。


近年は本御輿を中学生と一般の方々が担ぎ、幼稚園児と小学生が自分たちで作った俵御輿を担ぎます。
最上中の吹奏楽部も演奏しながら行進し花を添えています。


町内一軒一軒家の前で『家内安全! 商売繁盛! ワッショイ!ワッショイ!』と大きな声で唱えます。 別部隊は家々にお札を配り御祝儀を頂きます。

ところどころの休憩所では、大人はお酒、子ども達はジュースやお菓子、おでん等で参加者をもてなします。


お昼ご飯は赤倉小学校でみんなして食べます。
お母さん方、準備も大変。

最上中吹奏楽部の演奏や、恒例となった町内会長の歌もあり、和やかな雰囲気です。

祭りも終ると、お湯トピアで懇親会。もうこのころになるとあちこちで戴く御神酒で......の人もチラホラ。

今年も楽しい春祭りになるでしょう。

写真は昨年のものでした。

2014年5月5日月曜日

日曜朝市スタート

5月4日(日)6時から
『赤倉温泉 日曜朝市』が始まりました。

赤倉の未来を創る会では、昨年末から朝市の為の会議を重ね、数日前から出店の準備 を経て、当日をむかえました。
ここ数年は、出店者3名を中心として行われておりましたが、なんとか赤倉を賑やかにしたいと思う若者達がサポートする形で集りました。


 【 当日ドキュメント 】
赤倉の.....会は、早朝5時集合。
テントを2梁建て、机やイス、コンパネを配置に。
お客さん達が座れる様にと、湯の原さんから借りたテーブルセットを設置。
足湯を2艘準備。これは三之亟さんと湯澤屋さんから借りました。足湯の湯は、源泉をタンクに入れ準備。

5時半頃から出店者は山菜や漬け物、おみやげ品を並べ始めました。
赤倉の.....会からは旅館で使わなくなった食器や骨董、珍品を出店。面白いものもありましたよ。

6時開店。
もう既にその前からお客さんがチラホラ。
各旅館ではチラシやポスターで、朝市をPRしていただきお客さんを出して頂きました。
そのかいがあり、続々と、、、、、

会場ではタケノコ汁、飲み物の無料サービス。
山形名物、玉コンもありました。

他に地元の画家、大場さんの絵の展示も。
販売もと思いましたが、今回は多くの人に見て頂きたいとの事で展示だけで。


この日、地元赤倉小学校の子ども達にもお願いして、以前紹介した『最上赤 焼肉秘伝』、焼肉のタレの試食も行いました。

今回はフキノトウの茎を炒め、タレを付けて試食。子ども達の頑張りもあり多くの人に食べていただき、出店ブースではたくさん売れたとの事。
子ども達の元気な声で試食を誘い、用意した茎は、あっという間に無くなりました。

山形朝ごはんプロジェクトの推奨品でもある『ねぎみそ』も好評だったようです。

7時から餅つき。
納豆・きなこ・クルミの3種類を用意。
無料、サービス。
この時が一番の入り、行列が出来た。
(旅館に帰ってから朝ごはん食べれたかな?)

8時頃になると、旅館のお客さんは朝ごはんに帰りピークを越えました。
出店ブースでも予想を超えたお客さんがお出でになり、商品、売るものが無くなってしまったようです。
予定では10時までという事でしたが、後ほど来られたお客さんには、申し訳ありませんでしたが、早めに終了、閉店。


反省会もその場で行った。
(ご苦労ぶりはありませんでしたが)
初めての試みと言うこともあり、反省点や改善点も然り。次に繋げて行く為に、継続して行く為に、良い意見もありました。

もっと、地元(赤倉)の人達に出て来て欲しかったなー。 しかし、皆さん「一人から買うと他の人からも買わなくちゃあならないから」と言う声もあります。 その辺もなんとか出来れば良いと思います。

何はともあれ、連休中と言うこともありたくさんのお客さんが来てくださり、喜んでくださった事は、とても嬉しい事ですし、励みになります。
赤倉温泉を、もっともっと賑やかにして行きたいとスタッフ一同思いました。