2013年11月20日水曜日

赤倉温泉 お柴灯まつり 序章

17日の日曜日、 お柴灯まつり の為の杉枝集めがありました。
今年は、最上町内の萱場という集落から、トラック5〜6台運びました。

お柴灯(さいど)まつりって、なに?っていう人に ........

赤倉温泉お柴灯は文字通り山岳信仰が盛んなおり、山伏が柴を積み上げ お供え物を積んで焚き、その知恵の聖火によって自身の百八煩悩を焼き付くし、威信力を得て、天下太平百穀成就、万民幸福を祈願した事に始まると伝えられます。
赤倉温泉では杉の枝を支柱に藁で覆い、胴回り約20m、高さ6〜7mの巨大な円錐型のお柴灯を作ります。その中にはその年にお世話になったお札やお守り、お正月飾りを入れ御神火によリお浄めを願います。
杉枝で芯を作り、ワラで化粧を行います。(写真は前年のもの)
夕暮れと共に雪原の会場に観衆が集まり、篝火が焚かれた会場は幻想的なムードを醸し出します。やがて、下帯姿の鳥追いの若い衆が松明をかざし会場に入りお柴灯に点火し安全祈願を奉じ、火の勢いが盛んになる頃まちへ駆け出して行き、その年にお祝い事のあった家々を回ります。特にこの地方独特の『鳥追い』の行事を織り込み、動と静を巧みに演出しています。

と、説明しています。
厳密にいうと違うかもしれませんが、宮城県でいう どんと祭 と同じものかと。

今のような形になって今年で39回目。
以前は各家庭、隣組等各々でやっていたようですが、39年前の昭和49年2月に赤倉温泉スキー場で全国中学校スキー大会があり、この大きな催し物に”花を添える”ということで、町内あげて歓迎をこめて行ったのが始まりとの事です。
平成16年2月に行われた 冬期国体アルペン競技大会でも赤倉温泉だけでなく、いろんなアトラクションを加え、最上町をあげての熱烈大歓迎で行なわれました。

以前は、小正月の1月15日に行っておりましたが、数年前より近年のライフスタイルに合わせて15日に近い土曜日に行うようになりました。
で、今年度は1月18日土曜日に開催されます。


集めた杉枝は、まつりの前日までシートの中で zzz...
毎年、雪の降る前の今頃の時期、杉の枝集めを行います。
最上町内の間伐した枝を持って来ます。
この場所を探すのが町内会長でもある早坂観光協会長さん。夏辺りから頭を悩ませているようです。

お柴灯まつりの詳しい内容については、次回に続く。

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